副業特化型ブログ【機械設計】ジャンルで収益化は可能か?事例付きで詳しく説明

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設計という仕事はどんなものを想像するでしょうか?
技術職の一種で、建築や設備、機械、回路、制御等細かく分かれますが、
総じて優れた製品を作るために検討や検証を行い、図面を作成する仕事です。

世の中に溢れている工場で作られている製品。
皆さんも小学校の時の社会科見学などで工場見学をした事があると思います。
例えば自動車の製造工場。
自動車というと車体やエンジンの設計(デザイン)も大事ですが、
自動車を作るための装置の開発にも沢山の設計要素が含まれています。

この記事では、設計の中でも機械設計をテーマにしたブログで収益化は可能か?その方法は?
について考察していきます。

目次

機械設計で収益化は可能

結論から言うと

機械設計ジャンルは収益化可能

です。

機械設計というジャンルはニッチ過ぎるがキーワードは豊富です。
設計だと極端に検索ボリュームは下がりますが、エンジニアだと検索ボリュームは増大します。

収益を出すジャンルの条件

一番大きい条件は検索ボリュームの大きさです。検索ボリュームが低いと、
どんなに上質な記事を書いても、そもそもの集客力が望めません。

次にニッチ(隙間)なキーワードで検索上位になれるかどうかです。
所謂ロングテールキーワードで記事が書けるかどうかが焦点となります。
検索ボリューム1,000以下をニッチなキーワードと定義します。

最後は継続して安定した集客力が生み出せるかどうかです。
流行り廃りのないジャンルを選ぶことで安定した収益が望めます。

それでは機械設計ジャンルを条件に当てはめるとどうでしょう?

要素評価
検索ボリューム
ニッチキーワード
安定性

評価はKeyword SurferとGoogleオートコンプリートを使用し、
検索したキーワードの上位サイトの記事公開日と月間トラフィックを基準にしています。
また、検索上位サイトを閲覧してどのような広告を利用しているのかを確認しています。

Keyword Surferは以下で説明しています。

参考:ブログ作成に役立つChromeの拡張機能おすすめ3選

検索ボリューム

キーワード検索ボリュームGoogle検索サイト数
1位CAD49,500約 2,590,000,000 件
2位物理14,800約 1,710,000,000 件
3位ひずみ12,100約 4,330,000 件 

機械設計という単語自体がニッチ過ぎて検索ボリュームが少ない結果となりました。
しかし、機械設計という分野は「機械力学」「材料力学」「構造解析」など、
多岐にわたるキーワードを使用して記事を作成できます。

いずれも検索上位は製造メーカや設計事務所のサイトとなっています。
個人ブログで上位にあがることは厳しいです。

ニッチキーワード

設計というキーワードが既にミドルキーワードです。
そのため、「おすすめ」や「初心者」などのキーワードを使わなくても、
書きたい記事のキーワードの大半がニッチキーワードとなります。

例えば、普段AutoCADを使い慣れている人がブログを作ろうと思った時、
「AutoCAD ○○のやり方」とか「AutoCAD の便利機能」とかもニッチキーワードに該当します。

安定性

機械設計は将来なくなる。といった記事もありますが、
AIが進むことで設計が楽になる程度で、まだまだ必要とされている職種です。

なぜなら、専門的な技術情報になればなるほど革新的な技術が生まれるわけではありません。
ですのでトレンド商品サイトと違い、技術情報の記事は安定性があります。

機械設計ジャンルで収益を得る方法の考察

収益を得る手段

機械設計ジャンルはGoogleアドセンスや書籍の物販での収益が可能です。

自身が実際に使用している。またはおすすめできるものを紹介しましょう。
しかし、Amazonアソシエイトも楽天アフィリエイトも紹介料率は2~4%です。
機械設計ジャンルの検索ボリュームからあまり収益は期待できません。

そこでメインとなる収益は「転職」や「学び・資格」系のアフィリエイトが最適です。
「リクルートエージェント」や「マイナビエージェント」、「JTEX」が有名です。

また、作成する記事によっては「在宅ワーク」系のアフィリエイトの方が有効です。
「ココナラ」や「クラウドワークス」などが有名です。

ASPで有名なのは「A8.net 」です。ブログを作成する際に一緒に登録しておくとスムーズです。

ペルソナ(ターゲット)を明確にする

どんな記事でもペルソナの設定は重要ですが、機械設計ブログでは記事毎にペルソナを明確にすることが特に重要となります。例えば、工業系の学生向けに書いた記事に「在宅ワーク」などのアフィリエイトを設定しても収益には繋がりません。

・ものづくりに興味を持っていて無料CADの操作方法を調べたい人
・機械設計の仕事をしていて設計Knowhowを調べている人
・工業系の学生でレポート作成のために基礎知識を得たい人

具体的なペルソナを設定し読者目線で記事を書くことで、読者を増やしていきます。

参考:ブログに対するペルソナの必要性!どこまで具体的に想定する必要がある?

サイト構成

このジャンルでブログを始めようと思った人は機械設計に関わっている方だと思います。
以下のようなカテゴリで記事を量産していきます。

・CAD操作
・技術資料
・機器選定方法

CAD操作は仕事で何気なく操作している内容や、CADに組み込んでいる簡単なマクロの紹介などが記事になります。CADの種類によってサブカテゴリを作成するとサイト内が見やすくなり、読者の回遊率の向上も見込めます。
また、無料CADの紹介や操作方法の記事を作成し、趣味で図面を描きたい人も取得していきます。

技術資料は「金属の性質」や「応力、ひずみ」「JIS」など、設計をするうえで必要な知識を記事にまとめていきます。同業者もしくは学生をペルソナとし、リピーターになってくれることを想定した記事を作成していくのが理想です。

機器選定方法は「モーターの選定方法」や「油(空)圧シリンダーの選定方法」などを記事にしていきます。メーカ公式ページのカタログに記載されていますが、自社製品を選ぶことを前提にかかれているため、応用が効きにくい場合が多いです。
そこで設計目線で記事を書くことにより読者に有益な記事にしていきます。
注)安全上の問題もあり、「壊れる」「人が怪我をする」ようになってしまうと問題になります。

これらの記事を「個」ではなく関連した内容で内部リンクで繋ぐことが重要です。
大半が集客ページという構成ですが、うまく収益ページに誘導しましょう。

余談ですが、この機械設計サイトを充実させると自身の会社の教育にも使用可能で、
更に協力設計メーカの教育にも使用できるという副次的な効果もあります。

参考:良質なコンテンツ(記事)を作る手順を5つのステップで解説

まとめ

いかがでしたか?
機械設計ジャンルで収益化は可能かという記事でした。

ブログ運営のジャンル選びの参考になれば幸いです。

しかし、個人事業主であれサラリーマンであれ、作成した記事が取引先や自社の「特許」や「秘匿情報」に関わる内容だと問題になる可能性が高いので気をつけてください。

それでは楽しい副収入ブログLIFEを。

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