副業にブログ運営を選ぶ16のメリットと2つのデメリットを紹介

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副業としてこれからブログを始めようと思っている人の大半が収益化が目的だと思います。
もちろん収益化という面でもブログを始めるメリットはありますが、他にもたくさんのメリットがあります。この記事ではブログを運営するメリットとデメリットを紹介します。

目次

厚生労働省が促進している副業のガイドライン

「働き方改革」を受けて厚生労働省も副業・兼業の普及促進を図っています。
同時に「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を発行しており、その中に副業のメリットが記載されています。

・スキルや経験を得ることで、労働者が主体的にキャリアを形成することができる

・本業の所得を活かして、自分がやりたいことに挑戦でき、自己実現を追求することができる。

・本業を続けつつ、よりリスクの小さい形で将来の起業・転職に向けた準備・試行ができる。

引用元:厚生労働省「副業・兼業の促進に関するガイドライン」より

ブログの運営はガイドラインに記載されているメリットを全て網羅しています。

収益化へのメリット

収益化のメリット

低コストでスタートできる

収益化を見越したブログの場合、初期費用はレンタルサーバーの開設とドメインの取得料金程度です。
金額にして数千円です。

私が運営しているブログを例にすると以下となります。
・レンタルサーバー 「さくらのレンタルサーバ 」524円/月
・ドメイン取得 1952円/年

この費用は「A8.net 」などのASPに登録後、セルフバックプログラムで回収が可能です。

誰にもバレずに始めることができる

ブログは実名ではなくハンドルネール(ニックネーム)を使って運用できます。
そのため、会社や所属などの個人情報を発信しなければ基本的には身バレしません。

また、ブログは個人で立ち上げることが可能なので、誰にも迷惑をかけることなく開始できます。

特別な知識が不要で始めることができる

収益化を想定した場合、WordPressというPHP(プログラミング言語)で作られたコンテンツマネジメントシステム(以下CMS)を使用してブログを作成するのがおすすめです。

CMSはブラウザ上でwebサイトの運営に必要なHTMLの編集やFTPソフトを使用したコンテンツのアップロードを専門的な知識不要で編集できるようにしたものです。

また、WordPressは世界中の多くの人が利用しています。WordPressの使い方もインターネットで簡単に調べることが可能です。

とはいえ、本当の初心者にとっては「質問したいことがわからない」状態になると思います。
以下の本は私が一番初めに購入したWordPress教本ですが、「さくらのレンタルサーバ 」の契約の方法からWordPressのインストールの方法。サイトの作り方が丁寧に記載されているのでおすすめです。

唯一の欠点として「パーマリンクの設定」の部分だけはおすすめできません。
教本では「日付+投稿名」をおすすめしていますが、「投稿名」のみがおすすめです。

参考:WordPress初心者「パーマリンク」のおすすめ設定と途中で変更する時の注意点を詳しく説明

得意分野を生かすことができる

ブログのジャンルは自由です。
自身の強みを生かした分野でサイト運営を行えるというメリットがあります。

趣味をテーマにしたり、本業のノウハウをテーマにすることができます。
自分の得意分野をテーマとして選ぶことで、サイト運営を長期的に継続できることもメリットとなります。実際のところジャンル選びが一番悩むところです。

しかし、副業としてブログを開始しようと思った場合はジャンル選びはとても重要です。
主な収益は「物販」「アドセンス収益」「アフィリエイト」になりますが、商材が無ければどんなに読者が増えても1円にもなりません。

個人がブログで収益を得ようとした場合は以下の条件が当てはまるジャンルを選びましょう。

収益化が望めるジャンルの条件
  • 大手企業が競合している
  • ロングテールワードがある
  • アフィリエイトプログラムが豊富
    • A8.net 」などで事前に調べる

なぜなら、大手企業が参戦しているジャンルは読者の需要があるからです。

アフィリエイトで収益を得ようとした場合、人気のジャンルは「転職」「クレジットカード契約」「婚活」です。大手企業がライバルになりますが、アフィリエイトプログラムは豊富です。

「体験談」を交えた記事を作成することで、大手企業には作ることのできない自分だけの記事を作ることができます。

断念したときのリスクが少ない

完全にブログ運営を途中で断念してしまったとしても、初期投資と月々のレンタルサーバー料金分しか損失はありません。他の副業、例えばものを制作して販売するようなものは制作に必要な道具や材料費が損失になってしまいます。

また、不要になった材料は在庫として手元に残ってしまいます。反してブログは商材となる情報と知識が自身から無くなることはありません。

もし、ブログのテーマを変更したいだけの場合は、ドメインさえ変更しなければリセットして何度でも追加投資なしで新しいテーマでブログを再スタートできます。契約しているレンタルサーバーの容量に空きがあれば、サブドメインやサブディレクトリを作成することによって今まで運営していたブログを残しておくことも可能です。

時間や場所を自由に選べる

ブログはインターネットに繋がる環境があればどこでも制作可能です。
例えば日雇いのバイトなどは決まった場所で決まった時間拘束されることが多いですし、ものづくりのようなものは決まった場所に拘束されることが多いです。

ブログは実際に執筆する作業(ライティング)と記事の構想を考える作業(マーケティング)がありますが、構想を考える作業は本業のスキマ時間や入浴中、就寝前などいつでも行うことが可能です。

収益を分散できる

本業の収入の他にブログでの収益が得られるので、本業に問題が起こった際でも収入がいきなり0になってしまうというリスクが無くなります。また、運営するサイトの中でも収益方法を複数準備することで、急なアフィリエイトプログラムの停止があった際のリスクも減らすことが可能です。

スキルアップに関するメリット

スキルアップ

マーケティング知識が身につく

ブログは情報を売ることで収益が上がります。サイトを運営することで、どのようにユーザーを集客するのか?収益を得る方法は?などの営業戦略が自然と身につきます。

ライティング技術が身につく

ライティング技術とは文章を書く技術です。その中でもブログはWebライティングと分類されます。

・読みやすく、飽きの来ない文章構成
・魅力的なタイトルやキャッチコピー
・図や画像を利用してわかりやすいコンテンツ
・わかりやすい表現
・限られた文字数の中で的確に情報を発信する

どれもブログを制作するうえで大事な技術が身につきます。

確定申告のしくみが理解できる

ブログ収益も所得が年間20万円を超えると納税の義務が生まれます。ブログを始めたばかりの頃は収益が上がらず自分にはまだ関係無いと思うかもしれませんが、何かがきっかけで急に収益が発生することもあります。
ですので、サイト立ち上げ初期から収支を管理することが重要です。

Webプログラミング技術が身につく

WordPressの初期設定でサイトの運営を始めることは可能ですが、「デザイン」や「もう少しこんなふうにカスタマイズしたい」など思うことが多くなってきます。サイトの見た目を変更するHTMLやCSSやJavaScript。サーバー側のプログラミングのPHPの知識も身につきます。

OODAの回し方が身につく

OODAとはObserve(観察)・Orient(状況判断)・Decide(意思決定)・Action(行動)の頭文字を取ったもので、現状を分析してから最適な行動に移すという方式です。

似たような言葉でPDCAというものがありますが、SNSからの流入やGoogleSearchConsoleから得られる情報などに臨機応変に対応するためにはOODAの方が優れています。

将来性へのメリット

将来性

ブログ以外の副業への道が開ける

サイト運営で培った知識や技術は、それ単体で収益につながります。

・ライティング技術を活用したライター業
・ブログのノウハウをまとめた有料記事の販売
・Webプログラミングの請負

クラウドソーシングを活用するのが有効です。「クラウドワークス 」や「Bizseek 」などがあります。

本業へ活かすことができる

ブログは画面の先にいるユーザーが必要だと感じている情報を発信することで成り立っています。
この本質を見抜くことで成功につなげることができます。

本業においても、サイト運営で培ったマーケティング技術やプレゼン能力が取引先や仕入先、はたまた同じ社内の他部署への対応へ活かすことができます。

人脈が増える

ブログを始めると横の繋がりが生まれます。サイトへのコメントだったり、Twitterなどで知り合った人たちと交流を持つことで、新たな発見があったり有益な情報を得ることができます。

特にSNSは繋がりを持つためだけではなく集客のツールとしても活用できます。
サイトと一緒に育てることが重要です。

価値観が変わる

ブログを継続するということは、経営者であり営業、生産者も担うことになります。そのため、本業だけでは得られなかった知識を得ることに繋がります。

自身の成長を意識して見える景色が変わることが最大のメリットとなります。

ブログの収益化のデメリット

デメリット

収益化にタイムラグがある

ブログで集客数を増やすためには、どうしてもコンテンツを増やす必要があります。
ブログ収益化の成功者のサイトにもよく記載されていますが、サイト立ち上げから半年〜1年間はほぼ収益はありません。
Googleからあなたのサイトがユーザーにとって有益だと判断するまで自力を上げる努力が必要です。

時間のコントロールが難しい

ブログはコンテンツの作成だけではありません。マーケティングや分析、ライティング技術の向上に向けた自己学習などに要する時間が多いです。また、だんだん集客数が増えていく過程がレベルアップをしているようで夢中になってしまう可能性があります。

・本業に支障をきたす
・睡眠時間を削ってしまう
・家族との時間を削ってしまう

このような事にならないように自制する努力が必要です。

まとめ:ブログを始める真の価値はスキルアップに繋がること

いかがでしたか?

日雇いやアンケートモニターは即収入に繋がりますが、スキルアップやその他の恩恵がありません。

ブログは情報という商材を扱った会社を立ち上げる。立ち上げたあなたは社長です。そして営業職であり生産職でもあります。試行錯誤した後に得られる収益の先には沢山の知識や技術の習得があります。

自身のスキルアップを視野に入れた副業を検討したときにブログはメリットが多いという記事でした。

それでは楽しい副収入ブログLIFEを。

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