ブログに対するペルソナの必要性!どこまで具体的に想定する必要がある?

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価値のある記事を作成する上で大事なのは読者の悩みを解決する事だと言われています。
よく見かけるリード文にある「〇〇な人の悩みを解決します。」という記事ですね。

結論から言うと
大半の記事はペルソナ不要。どこまで掘り下げるかどうかは記事による」です。
この記事では、ペルソナについて説明をしていきます。

目次

ペルソナとは

ペルソナ【persona】はラテン語でペルソーナとも言います。
人格・体位を表す言葉で、人間・人格の意をもつ英語のpersonの語源にもなっています。

マーケティング用語ではターゲティングの手法の1つとして有名です。
ブログに置き換えると記事を読んでくれる読者のユーザー像をペルソナと呼びます。

記事を書く際には読者となるユーザー像をターゲットと定義して、ターゲットに対してより具体的な人格を与え、実在する人物にしたてたものがペルソナとなります。

ペルソナを設定する重要性とメリット

ペルソナを設定する最大のメリットは、ユーザーを具体的に設定することでユーザーのニーズに沿った適切な記事を書くことができることです

記事を書く際には「30代サラリーマン」や「20代子育て世代」などといったようにある程度のターゲットを定義していると思います。

例えば旅行ブログを作っていて京都の記事を書こうとした場合、
「20代女性」といったターゲットで記事を書き始めると、京都の観光名所やおすすめホテルを紹介する記事になってしまい、旅行会社の作ったサイトに埋もれて終わりとなります。

ここで、20代女性のAさんは「大のお酒好きで新選組の斎藤一が好き」といったようなユーザー像があると、「新選組ゆかりの地を巡る旅、斎藤一行きつけの場所でランチを食べよう」といったような記事を作成できてAさんのニーズに沿った記事になり、検索ボリュームの少ない場所で上位を狙うことができます。

また、ペルソナを設定することで文章の書き方にも変化をつけることが可能です。
子供向け記事では「〇〇やってみよう」「〇〇してみてね」という文章で構成するようにします。
逆に大人向けの記事では「〇〇してみましょう」「〇〇してみてください」といった変化です。

記事を書く際にターゲットを明確にしてマーケティングを行うことは必須事項となります。
ペルソナを設定することで記事を書く相手が明確になるので記事を書く難易度が下がります。

ペルソナを設定する前に必要なこと

ブログ運営をスタートする前にペルソナを想定することはないと思いますが、まずは運営するサイトの目的を明確にしておく必要があります。

・ブログジャンルは?特化型ブログor雑記型ブログ?
・収益方法は?アフィリエイトorアドセンス?
・ターゲットは?

目的が明確になっていないと、間違ったペルソナを対象にしてしまいます。結果的に読者のニーズに合っていない記事を作成してしまい、記事の質が下がるといった逆効果になってしまいます。

ペルソナの作り方

それでは具体的にペルソナを作っていきましょう。
ペルソナを作る際に気をつけなければならないことがあります。
それは「自分に都合の良いペルソナは作らない」ということです。
なぜなら、紹介したい記事が先行してしまい、書き手本位の人物像になってしまうためです。

ペルソナを作る際にはこれから書こうとしている題材について事前に市場調査を行います。
○○アンケート結果」や「〇〇市場調査」で検索すると色々サイトが見つかります。
ここで〇〇に対してある程度のターゲットを絞り込みます。
年代別や地域別、職種別といろいろな情報あります。必ず参考にしてください。

ペルソナの骨組みを作る

まずは骨組みとなる基本情報を設定します。基本情報は以下の項目です。
・名前
・性別
・年齢もしくは年代
・未婚/既婚
・属性「学生、社会人、主婦、自営業etc」
・居住地
・家族構成

「大阪市に住む会社員、27歳独身のAさん」といった漠然としたイメージをするために設定します。

ペルソナを肉付けする

次に詳細情報を設定して肉付けを行います。詳細情報は以下の項目です。
・職業
・年収
・所持デバイス(ノートパソコン、iphone、Androidなど)
・よく利用するサービス(Twitter、Facebook、Instagram、noteなど)
・興味関心
・トレンドへの察知力の高さ

「大阪市に住むIT企業へ勤務する27歳独身のAさん。FXに興味を持っている。平日帰宅後はパソコンとにらめっこして過ごしている。市場の動きを素早く察知するためTwitterを1日に何度も開く」

ペルソナに人格を持たせる

最後に人格の設定を行います。
・生活環境(人間関係や休日の過ごし方など)
・人物像(性格や理念など)

「大阪市に住むIT企業へ勤務する27歳独身のAさん。引っ込み思案な性格のため昼休みは一人で過ごしている。
友達は学生時代から付き合いのある3人だけだが、SNSでは沢山友達がいるので満足している。
FXに興味がありパソコンで取引を行っているが、独学では限界があり行き詰まっている。
独身一人暮らしのため多少生活に余裕を持っていて、有料note記事を読み漁っていてTwitterやFacebookからの情報収集にも余念がない。
30歳になる前には結婚したいと思っている。最近は婚活サイトも活用し始めたが、性格が災いしてうまくいっていない。」

このような感じで作成していきます。エクセルやスプレッドシートを活用しテンプレートを作成しておくと便利です。

ペルソナ設定のデメリットと有効なケースの紹介

ここではペルソナを設定することのデメリットを紹介します。

・ビックワードの記事に向いていない
・集客できない
・検索ボリュームの少ない記事しか書けない

ペルソナという架空の一個人に向けた記事を書くので当たり前といえば当たり前の事です。
ビックワードを狙った記事を書く際はある程度のターゲットの設定のみにする必要があります。
逆に検索ボリュームの少ない場所で記事を書く場合はペルソナの設定は有効です。

また、もう1点有効なケースがあります。
それは記事を外転(外部委託)する場合です。
記事のキーワードとペルソナがしっかりしていれば、委託者との間で認識の齟齬がなくなりスムーズなやりとりができます。記事の外部委託は「クラウドワークス 」などが有名です。

まとめ

いかがでしたか?

記事によってペルソナが必要かどうかを精査するという記事でした。
世にある大半の記事にペルソナという個人ユーザーは存在せず、ターゲット層という大枠を狙った記事が多いという結論です。

もちろんこの記事にペルソナは存在せず、ブログを書いている人全員をターゲットにしています。

それでは楽しい副収入ブログLIFEを。

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