【書籍レビュー】「ポチらせる文章術」で文章術マスターの近道をしよう

ポチらせる文章術

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SNSで「いいね」や再生回数が伸びない……

ブログの収益がちっとも増えない。そもそも商品の紹介の仕方がわからない!

会社のHPやメルマガを作っているが、興味を持ってもらえず、読まれない。

SNSやブログで、レスポンスやクリック数が伸び悩んでいるあなたへ!
たった90分専門書50冊分の学びがある、全WEB媒体対応文章術の本、知りたくないですか?

大橋一慶さん著の「ポチらせる文章術」は、その名の通り読者やネットユーザーに読んで、クリックしてもらうための文章術が満載。

これを読めば、「共感した!」「買いたい!」と思ってもらえる文章の書き方がわかりますよ。

2022年12月に第15刷を発行したロングセラー本で、評判の良さは折り紙付きです!

こんな人におすすめ
  • 様々なメディアで使える文章術を身に着けたい人
  • SNSで発信力を上げたい人
  • ブログなどのアフィリエイトで収益を上げたい人
  • メルマガの開封率を上げたい人
  • クリックされるネット広告を作成したい人
  • 自社・自身の商品やサービスを文章の力で売り込みたい
この本でわかること
  • コピーライティングとは何か?
    • コピーライティングとは、考えること
    • たった数行でお客さんに興味を持ってもらうことができる
  • 欲しい人に欲しいものを売る方法
    • 実はこれができていない人が多い
    • お客さんが欲しいのは商品そのものではなく……
  • 売りにくい商品の売り方
    • 商品の特徴は何なのか?
    • お客さんの悩みを深堀りする
  • 心理学も織り込んだ読み手の心をつかむ方法
    • 興味を持ってもらえるキャッチコピーのテンプレ
    • ポチられるバナーの作り方
  • ボディコピー(リード文)の書き方
    • コピーライティング(セールスコピー)は、ナンパに似ている
    • 悪いボディコピーは「買わない理由」にされる
  • どんなネットメディアにも使える文章術
    • ABテスト(スプリットテスト)の活用
    • 読み手の商品認知度ごとの攻略法
  • ネット広告媒体ごとの特徴
    • 商品認知度によって適切な広告媒体は異なる
基本情報
タイトルポチらせる文章術
著者大橋一慶
出版社ぱる出版
発売日2019/10/31
書籍サイズ四六判(12.7cm × 18.8cm)
ページ数224ページ
電子書籍あり
著者について

大橋一慶

◎セールスコピーライター、レスポンスアップの””鬼””、「売れるコトバ作り」の専門家。株式会社みんなのコピー代表。

◎2002年、ネット広告のベンチャー企業に入社して以来、大手ADSLプロバイダーの見込み客リストを10万件以上獲得するなど、多くのWEBプロモーションを成功させる。独立後はセールスコピーライターとして、1,000件以上の広告に携わり、総計100億円以上の売上に貢献。反応がシビアに計測させる「レスポンス広告」の世界で、ネット・紙媒体を問わず、多くの案件を成功に導く。

◎なかでも「売りにくい商品を売ること」が得意で、学習塾、リフォーム、不動産、保険など、差別化が難しく、広告の反応が冷え切っている業界でも、クライアントの笑いが止まらない驚異的なレスポンスを叩きだす。

◎著書に『ポチらせる文章術』(ぱる出版)。2020年、オンラインサロン『ポチらせる文章術 実践ラボ』を開設し、レスポンスアップに成功するメンバーが続出。変態的なまでに結果にこだわり、近年は、磨き続けたセールスコピーの技術を広める活動にも励む。

ぱる出版HPより
目次

「ポチらせる文章術」のおすすめポイント

全WEB媒体で使える

「アフィリエイトでマネタイズするならリスク分散は重要」

「ブログのテーマやキーワードによってはSNSや動画など複数のメディアを使い分ける必要がある」

などと特に近年はいろいろなWEB媒体を使った活動が推奨されています。

本書は全WEB媒体で効かせられることをウリのひとつにしています。

流行り廃りの入れ替わりが激しいインターネットに関する本は、数年もすれば使えない情報しかなくなってしまうものも多いですが、「ポチらせる文章術」はまだまだ手広く活躍できそうです。

専門書50冊分のエッセンスが凝縮されている

日本では数少ない販売文章の専門家である大橋一慶さんが書かれた本です。

大橋さん自身のX(Twitter)のフォロワー数は1万人以上、運営する会社「みんなのコピー」のフェイスブックフォロワー数も1万人以上です。それだけ、多くの人から発信する情報が求められている人が書いた本です。

本書のあとがきにも書かれていますが、そんな大橋さんが学んできたコピーライティングなどの専門書50冊以上分の内容が「ポチらせる文章術」に集約されています。

つまり、「ポチらせる文章術」を読めば、セールスコピーを学ぶのにかなりの近道ができます。

実質1/50の労力になると考えると、100m走らなくてはならないところを2mだけ歩けばいいみたいなものですね!

売りにくい商品にも使える文章術

著者の大橋一慶さんの特技でもある「売りにくい商品を売る」コツについても紹介されています。

私のような弱小ブロガーがブログで戦っていくには、時に発想の転換も必要です。

「売りにくい商品」を売るのも、売りやすい商品を売るのと同様にまずは興味を持ってもらうことが重要とのこと。

では、興味を持ってもらって読んでもらえる文章を作るには?というところがわかりやすく説明されています。

商品認知ステージ(お客さんの商品への理解度)ごとの戦略も紹介。

「ポチらせる文章術」にはステージごとに具体的な文章の作り方や例文が載っています。気になる人はぜひ購入しましょう。

商品認知ステージの紹介

キャッチコピーのテンプレートを紹介

「ポチらせる文章術」では「ブラウザを閉じても3時間覚えていてもらえる」ようなキャッチコピーのテンプレートを多数紹介しています。

ライティング初心者さんもわかりやすく、実践しやすい内容です。

とはいえ、本にも書かれていますが初っ端からテンプレートに頼り切るのではなく、少しは自分で考えてみることも大事とのこと。

いくつかキャッチコピーを用意して、ABテストをしてみるのもいいかもしれませんね。

ABテスト(スプリットテスト)についても、本で解説されています。

心理学を織り交ぜたライディング術

ザイガニック効果やバンドワゴン効果など、心理学に基づいたテクニックを紹介しているのも本書の特徴です。

研究で証明された心理的効果を活用しているので、正しく使えば効果が出ること間違いなし!

ちなみにザイガニック効果とは、テレビ番組でありがちな「続きはCMのあとで!」みたいなものです。情報をあえて不完全な状態で与え、「もっと知りたい」と興味を持ってもらう事象のことです。

バンドワゴン効果は、他の大勢が取った選択を自分もしたくなるという心理現象です。

「ポチらせる文章術」では、他にも様々な心理学的なテクニックを紹介していますよ!

「ポチらせる文章術」の感想

商品選びとターゲット選びの考え方がわかった

私は現在、ブログのアフィリエイト収入を得ようと色々試行錯誤しています。

何をどんな人にどのように売り込めばよいのやら……

本書には「その商品が必要なのはどんな人か?」「その人が欲しいのは商品を手に入れた結果であること」を説明しています。

アラスカの人に冷蔵庫を売る話が書かれていましたが、目からウロコでした。

今後作成する記事のテーマやターゲット、ペルソナの設定に役立てたいところです。

対話形式で読みやすい

本書は大部分が対話形式で説明されていました。

なので、飽きることなく漫画のように楽しくサクサク読むことができます。

重要な部分や例題、各章のまとめは箇条書きで書かれているので鳥頭の私でも「は~、面白かった。……で、結局なんだっけ?」となることなく内容を理解することができました。

キャラ設定が古臭い

Amazonのレビューなどを見ていただくとわかるのですが、本に登場するキャラクターの設定やセリフがちょっと古臭いのかな?と思いました。

著者である”大橋さん”とワー〇マン的なお店の販売員兼事務員という設定の”いろはちゃん”のふたりが対話をする形式で解説が進んでいきます。

この”いろはちゃん”が結構「ツンデレ」で男勝りながら強めの女言葉を使うキャラクターなのが、気になる人がいるようです。

私はある種の懐かしさもあり嫌いではないです。

しかしジェンダーレス化が推し進められる昨今は好き嫌いが分かれるところであります。

人への訴求力に特化した本

本書は人に興味を持ってもらい、訴えかけることに特化した本と言えます。

SEOなどロボットに対しても有効なライディング術を望んでいるのであれば、別の本や手段で学ぶ必要があります。

「ポチらせる文章術」の口コミ

概ね、「読みやすい・わかりやすいのに有益な情報がたくさん」と好評です。

X(Twitter)では、ブログ運営のために読まれている方が多かったです。

あなたも読者さんをポチらせるブログ記事を作って、収益UPを目指してみませんか?

「ポチらせる文章術」はWEBで情報発信する人必読!

本来であれば、セールスコピーはマスターするのに文章術のみならず心理学行動経済学など、幅広い知識が必要です。

つまり、時間的にも金銭的にもかかるコストが大きいのです。

そんな幅広い分野の専門知識を1冊の中にカバーしたのが本書ポチらせる文章術です。

売れる文章を書くために何を勉強したらよいかわからない、コピーライティング初心者さんには特におすすめの1冊です。

本書はWEB媒体向けのセールスコピーに特化していますが、「どうしたら読んでもらえるか?」やコピーの書き方、商品認知ステージの考え方はチラシやダイレクトメールなど紙媒体にも活用できるものです。

本書を読んで、普段本業でのメールで事務的な文章しか書けない私にも、ブログで文章を読んでもらうにはどのような文章や内容が良いのか、少しずつ分かってきました。

繰り返し読み返し、記事の執筆も回数を重ねて改善していきたいところです。

あなたも読まれない負け組文章からの脱却を目指してみませんか?

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